祝島島民の会blog(旧)

瀬戸内海の山口県上関町に計画されている上関(祝島沖)原発に、30年以上にわたって反対している「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の事務局担当者のblogです。
原発建設予定地は祝島の対岸約4kmにあり、祝島島民は万一の事故時にも避難することもできません。
また周辺海域は豊かな漁場であると共に、スナメリやカンムリウミスズメなど貴重な動植物も生きる、瀬戸内の豊かな自然が残された「生物多様性のホットスポット」と言われています。
上関原発を建てさせない祝島島民の会ホームページ
http://shimabito.net/
上関原発を建てさせない祝島島民の会Blog(新)
http://blog.touminnokai.main.jp/
FAX 0820-66-2110
島民の会事務局mail iwaishima■gmail.com(■を@に変えてください)
山口県漁協、漁業補償金分配についての総会の部会開催を通知
0
    既に新聞記事やweb上にも出ていますが、山口県漁協が再再度、上関原発計画にかかる漁業補償金の配分案についてを議案とした総会の部会の開催を祝島の漁業者に通知してきました。
    今回の開催の開催日時は10月17日(木)午後5時からとなっています。

    この補償金の配分案が議案とされた総会の部会は、一度は台風で延期となり、8月に再度開催しようとしたときは、県漁協の島の漁業者の声を無視した姿勢に対する島民らの抗議などもあって県漁協関係者が開催を諦めた経緯があります。
    参考:漁業補償金の配分案についての祝島支店の総会の部会が開催されます(2013/8/2)
       総会の部会の結果について、お知らせいたします(2013/8/2)


    上記の記事にもあるように、山口県漁協はこれまで原発計画に反対する祝島の漁業者の声に真摯に対応してきませんでした。
    漁業補償金について今後は議題にしないとした決議した祝島支店の方針を無視し、配分案についても支店内に祝島の漁業者自身にによる配分委員会を設置せずに配分案を決定するなど、ひたすら祝島の漁業者の意思を無視したやり方でこれまでやってきました。

    今回の総会の部会の開催についても同様です。
    祝島の運営委員4名中2名がこのような状況の中では総会の部会の開催を認めるわけにはかないことを文書で通告するとともに、10月8日に召集がかけられていた総会の部会の開催日などを確認する祝島支店の運営委員会への出席を拒否しました。
    運営委員会は出席者の過半数が出席することで成立すると規約にあり、2名が欠席すれば不成立になります。
    しかし県漁協は、総会の部会の開催や日時の設定は県漁協の理事会の決定があればよく、祝島支店の総会の部会の開催に祝島支店の運営委員会の了承や決議は必要ないとして、上記の日程での開催を強行する構えです。

    これに対し、漁業者有志が10月11日付で10月15日までに回答するよう求めた質問状を県漁協に送っていますが、これまでの県漁協の姿勢を考えれば誠実な返答は望めないでしょう。

    福島第一原発事故やその後のずさんな管理の中でいまだに海が放射能で汚染され続けているなか、自らのよって立つ場所であるはずの海も守ろうとせず、自身の組合員でもある祝島の漁業者の権利も踏みにじり、上関原発計画を前に進めるための動きに加担する山口県漁協、彼らはいったいなんのために存在している組織なのか祝島島民にはまったく理解できません。
    | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 10:31 | - | trackbacks(0) | - | - |
    上関原発建設予定海域の灯浮標、台風でまた漂流
    0
      現在、原発建設予定地の周辺海域には、埋立て工事区域を示すためとして灯浮標がいくつか浮かんでいます。
      この灯浮標のうち1基が先日の台風24号の影響で漂流し、中国電力が回収していたことがわかりました。
      追記:上関原発建設計画:建設予定地で中電のブイ流される 重さ480キロ、台風でワイヤ切断か /山口:毎日新聞

      今回漂流した灯浮標
      ​元々「B」の番号の灯浮標があった場所

      灯浮標配置図
      ​予定地周辺海域と灯浮標の位置を示す地図

      この灯浮標は2009年に中国電力が祝島などの地元住民をはじめとした多くの反対の声を無視して設置したもので、中電はこの灯浮標の設置を持って「埋立工事に着工した」と強弁しています。
      しかしそれについては裁判などの場で疑問が提示されているのみならず、船の航行や漁業者の操業への危険性を訴える声が以前からあがっていました。

      実際、この灯浮標は時化や台風による大波によってたびたび漂流しているため、3.11以後に埋立て工事が中断した後は、設置の必然性もないとして撤去を求める声も上がっていました。

      2010年に漂流した灯浮標
      漂流し岸に流れ着いた灯浮標の残骸(2010年3月12日撮影)

      祝島島民の会や島の漁業者74名が山口県に対して埋立免許の取り消しを求めている訴訟でも、つい先日の公判の中で灯浮標の漂流の危険性を指摘し、山口県の管理責任を追及したばかりでした。

      原発の新規建設を、そしてその原発のための埋立工事を前に進める余地などない状況であることは誰が見ても明らかです。
      山口県と山本繁太郎県知事は審査の引き延ばしによって埋立免許の延命をはかるような公約違反をすぐに止め、地元漁業者などの安全な操業や船舶の航行を脅かすこの危険な灯浮標を全て撤去するよう、一日も早く中国電力に指導するべきです。

      そして山口県漁協も、本当に彼らが漁業者のための組織であるならば、祝島の漁業者に原発の補償金を受け取らせようと画策するより前に、漁業者の安全を守るための行動をまずするべきではないでしょうか。
      | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 00:45 | - | trackbacks(0) | - | - |
      台風一過も・・・
      0
        台風24号の影響で島では8日深夜から風が強まりましたが、特に大きな被害はなかったようで、今朝には多少吹き戻しの西風が吹く程度の穏やかな天気となりました。



        島の漁師も台風対策の綱を緩め、波止場で話し込んだり、船を普段の場所に戻すなどしています。



        定期船も2便から運航を再開しました。

        ただ、この台風の間にまた山口県漁協がおかしな動きを始めたようです。
        島の穏やかな生活を、彼らはなぜこうもかき乱そうとするのでしょうか。
        | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 12:24 | - | trackbacks(0) | - | - |
        台風24号、接近中です
        0
          台風24号が近づいてきています。
          ここ数年台風が島の近くを通ることはありませんでしたが、今回の台風は近くを通りそうです。
          島の北側を通るため強風の吹く時間が長くなりそうで、島では多くの人が台風対策に追われています。
          定期船はすでに今日の2便と3便が欠航し、島の漁師は昨日のうちに心綱を張って船を綱でつなぎこみ、台風に備えています。

          20131007台風対策1

          20131007台風対策2

          山口県を直撃しかねなかった当初の予想よりやや北に進路を変えたため島が暴風域に入るかどうかは微妙ですが、今日の夜から明日の朝にかけて島では風雨が強くなりそうです。
           
          | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 13:53 | - | trackbacks(0) | - | - |
          反原発団体への嫌がらせの大量メール、島民の会にも
          0
            下記の朝日新聞の記事にもあるように、各地の反原発団体に、またそうでない団体やwebサイトなどにも大量のメールが送られているようです。


            島民の会事務局のメールアドレスにも記事に書かれているものと同様のメールが、現時点で確認したところ約7500通届いていました。

            昔から祝島の原発反対運動には、デマや中傷のみならず、島民に対し怪文書の送りつけや無言電話などの嫌がらせの電話がかかってくることは多くありました。
            そのため一時期、島の高齢者や女性の中には家の電話が鳴るのが怖いと怯える方もいたほどです。
            もちろんそんな電話など屁でもないと笑い飛ばす方も多くいましたが。
            (なお怪文書の一部は『祝島のたたかい』に資料として掲載されています)

            最近はナンバーディスプレイや携帯電話の普及もあってか嫌がらせの電話なども減ったようですが、以前ほどではないにせよ、いまだに島民の会の運営委員などにはそういった類の電話等がかかってくることがあります。

            インターネットの普及が多くの方に上関原発問題を知っていただくきっかけとなり、支援の輪も広がりやすくなったことは事実です。
            一方で、今回のようにネガティブな行動のためのツールとして使われることも増えてきました。

            今回は幸い業務にはほとんど支障はありませんでしたが、島民の会の活動についてご意見やご批判をいただくならともかく、こういう形で「攻撃」をされるのは残念でなりません。
            | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 10:49 | - | trackbacks(0) | - | - |
            1170回目の島内デモと、アーサー・ビーナードさん 「祝島の反対運動は『命の肯定』」
            0
              漁業補償金についてですが、8月2日の総会の部会の中止から約1カ月がたちます。
              その後、山口県漁協から総会の部会の中止のお知らせが漁業者に配布されましたが、今日までの時点でそれ以外に動きはありません。

              猛暑が続く中、島では無事お盆を迎え、送りだして行きました。
              今年は帰省客も特に多く、島も一段と賑わっていたように感じられます。

              その間も島内デモは定期的に続けられています。
              8月18日に行われた島内デモは1170回目となりました。


              この日のデモは島外からの参加者も多く、その中にはアメリカ出身の詩人であるアーサー・ビーナードさんもいました。
              デモ終了後、せっかくなので他の参加者も交えながら島の公民館でアーサーさんとの交流会を開催しました。



              アーサーさんは言葉の持つイメージ力を軸に、原発を進めようとする側の言葉の使い方の巧妙さと、私たちはそれを注意深く見抜いていかなければならないこと、言葉の持つ力を理解し引き出していく必要があることを、軽妙なジョークを交えて島のおばちゃんたちを沸かせながら語ってくださいました。

              以前、中国電力の本社前で祝島島民らが抗議の座り込みをしているときにもアーサーさんには参加、スピーチをしていただいたことがあります。
              その際に祝島の反対運動は単なる「反対」ではなく「命の肯定」だと表現され、その言葉に島民の中から自然と拍手が起こりました。

              原発反対運動は、ともすればその言葉の持つイメージもあって攻撃的・排他的に捉えられ易いことがあります。
              そしてそれを利用して、昔から電力会社などの推進側は祝島に対するネガティブキャンペーンやレッテル貼りを繰り返してきました。
              昔ほど酷く、また露骨なものではないかもしれませんが、それは現在でも同様です。

              抗議活動やデモ、座り込みなど、運動のごく表面を切り取ってみればそのように見えるかもしれません。

              しかし祝島の反対運動には、その根っこに島の暮らしがあります。
              海や山を礎にした漁業や農業中心の、島という小さなコミュニティだからこそ助け合っていかなければ生きていけないという厳しい環境のなかで、毎日続いていく島の暮らし。

              そういった日々が島の反対運動の根底にあり、その暮らしを守りたいという思いがあるからこそ、30年以上にわたる粘り強い運動を続けてくることができたのではないでしょうか。
              アーサーさんの言葉に対する島の人たちの共感が、それを証明しているように思えます。

              映画で、本で、Web上で、紙上で。
              幸いなことに島の暮らしと反対運動のつながりについては多くの方が様々な場で語っていただいています。
              新聞やテレビなどのマスコミでも、そういった側面も紹介されることが近年増えました。
              先日には島民の会元代表の山戸貞夫による祝島の反対運動の歴史をまとめた本島の日々の暮らしをつづった本も出版されました。

              祝島を応援してくださっている皆様、これから祝島を知る方、そしてできれば祝島の反対運動に対して否定的な方にも、「祝島の反対運動は『命の肯定』」だというアーサーさんの言葉の意味を御理解していただければ、幸いです。
              | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 13:37 | - | trackbacks(0) | - | - |
              総会の部会の結果について、お知らせいたします
              0
                まず結果からお知らせいたします。
                本日開催予定だった祝島支店の総会の部会ですが、開催されませんでした。


                原発反対の意志の固い漁業者らは、県漁協のやり方を批判し配分案を否決するべく、会場付近で待っていました。

                一方の山口県漁協の担当者らですが、夕方の定期船で島に上陸したものの、前回の記事にあるように県漁協のこれまでの不当なやり方に疑問や怒りを持つ島民などから、会場に向かう前にまずこれまでに島の漁業者が出した質問などに対してきちんと応えるよう求められました。

                それに対して県漁協側からは島民の納得するような答えは無く、押し問答の末、県漁協側は総会の部会の開催をあきらめ定期船でそのまま帰っていきました。

                総会の部会がこのような形で開催されなかったのは異例ですが、少なくとも原因はこれまでの県漁協の不当なやり方にあることは間違いありません。

                時期はわかりませんが、県漁協はいずれまた総会の部会の開催をしようとしてくることと思います。
                しかしその場合、島民の怒りの原因となっているこれまでの自身の不当なやり方を反省し、漁業者をはじめとした島民が納得するような説明をする必要が、まずはあるのではないでしょうか。

                県漁協には、組合とは組合員(漁業者)のためにあるという組合本来の姿に早く立ち返っていただきたいものです。

                なお今回の漁業補償金配分案についての総会の部会に向け、全国の多くの方々から島民の会宛にメールなどで応援・激励のメッセージをいただいております。
                全てに返信をするのが難しいので、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
                本当にありがとうございます。

                上関原発計画はまだ終わった問題でなく、この漁業補償の件のように水面下、また時には表だって、未だに計画を前に進めようとする動きがあります。
                島民の会としては今後も島が一丸となって、多くの皆様のご協力をいただきながら計画が白紙撤回になるよう頑張っていきたいと思いますので、どうか皆様のご支援、ご協力をお願いしたいと思います。
                | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 19:19 | - | trackbacks(0) | - | - |
                漁業補償金の配分案についての祝島支店の総会の部会が開催されます
                0
                  漁業補償金の配分案についての是非を問う、山口県漁協祝島支店の総会の部会が本日午後5時より開催されます。

                  これまでの経緯については下記URLの記事をご参考ください。


                  本日の総会の部会で提案される漁業補償金の配分案について、先日の総会の部会の結果の通りこのまま可決されてしまうのか、それとも逆に、やはり原発の金は受け取るわけにはいかないという意思がしめされるのかは、祝島の漁業者53名(正組合員)の決断にかかっています。

                  たとえどのような結果になったとしても、多くの祝島島民が30年以上にわたって上関原発計画に反対し続けてきた事実と、これからもそれを貫いていく意思を持ち続けていくことは揺るがないと考えていますし、総会の部会の結果についてもできるだけ早くお知らせをしたいと思います。


                  ただ漁業補償金に関するここまでの流れの中で、祝島の漁業者や島民の中からは、山口県漁協のやり方についての疑問や批判、また怒りの声が多く出されていることは、総会の部会の前に多くの方々に知っていただきたいと思います。

                  それを大きくまとめると、

                  「福島原発の事故で海が汚染され続けている現状を受け、多くの漁協や漁連など漁業者の組織・団体が、海を守るために原発の運転や建設、再稼働に向けた動きに反対、あるいは批判的な行動をとる中で、なぜ山口県漁協だけはここまで執拗に祝島の漁業者に対し原発の補償金を受け取るようにさまざまな圧力をかけるのか。」

                  ということです。

                  細かい点を挙げると、

                  ・祝島漁協時代から通じて過去何回も議決されてきた受け取り拒否という決議、また祝島支店分の漁業補償金を受け取らないことを求める要請、これまで祝島が受け取りを拒否し法務局に供託されていた原発の補償金や迷惑料を勝手に引き出さないことを求める警告、山口県漁協はこれらをすべて無視して勝手に補償金を受け取り、供託金を引き出し、そしてそれらの受け取りを何度も迫ってきたこと。

                  ・祝島の漁業者が受け取りを拒否したとしても山口県漁業漁が受け取った補償金に対し3億円以上の税金がかかり、それについては祝島支店に責任を持ってもらう、と脅すような説明を平成22年3月4日の組合員集会でしたこと。
                  →山口県漁協の担当者は後に「そういった可能性もある、と言っただけ」として実質的に撤回し、法人税は山口県漁協が仮払いした状態。

                  ・補償金の受け取りは過半数の同意があれば成立するとして、2013年2月28日の総会の部会の決議がなされたものとしたこと。
                  →上関原発計画にかかる補償金について近隣の他の漁協では、3分の2以上の同意ないし、圧倒的多数の同意によってようやく受け取りが確認されている。また国の通達や法律論、学説によっては、そもそも漁業権の変更や喪得、漁業補償金の受け取りなどに関するものは多数決でなく全員の同意ないし委任状が必要だとされているものもある。

                  ・祝島支店組合員の過半数以上の組合員による補償金の受け取りの拒否を通知した文書や、組合員・運営委員からの県漁協のやり方で不透明な部分に対する説明を求める文書を実質的に無視し続けていること。
                  →山口県漁協は無視するか、「総会の部会の中で丁寧に説明する」としか回答をせず、その総会の部会の中での説明も不十分なものであること。

                  ・本来であれば補償金の配分案は支店内で配分委員会を設置し、そこで委員となった組合員ら自身によって配分案が協議され、しかる後に総会に提案されるものである。しかし祝島支店において原発の補償金に関する配分委員会は設置されておらず、今回提案される配分案は山口県漁協が作成したものであること。
                  →配分案の策定に関する祝島支店組合員からの疑義の声にも、県漁協は「総会の部会の中で丁寧に説明する」としか答えない。しかしその方法では、祝島の組合員は配分案の中身やその成立に関する正統性を問うためには総会の部会に出席せざるを得ず、しかし出席するということは不当な手続きの中で作られた配分案を審議するための総会の成立を認めることとなり、ジレンマが生じる。

                  主なものでも以上のようなものがあります。

                  この他にも県漁協担当者による漁業への無理解な発言や島の女性を脅すような言動、あるいは組合員を恫喝するような文書の配布なども過去にはあります。

                  漁協というものは本来組合員のための組織のはずです。
                  しかしこの補償金に関係する県漁協の姿勢をみるにつけ、祝島にとっては山口県漁協が本来あるべき組合員のための組織とは到底思えないのが、残念ながら現状です。

                  本日の総会の部会においては、祝島の漁業者から、上記のような県漁協の姿勢や不当なものの進め方についても批判や疑問の声をあげていただきたいと思います。
                  | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 16:00 | - | trackbacks(0) | - | - |
                  祝島支店組合員有志、正組合員32名が山口県漁協へ補償金受け取り拒否を通知
                  0
                    2月28日に山口県漁協の主導で開催された祝島支店の総会の部会及び漁業補償金受け取りについての議案に対し、祝島の正組合員有志は山口県漁協へ漁業補償金の受け取り拒否と、議案の決定方法等について疑義があることを通知するために、本日申し入れを行いました。

                    今回の通知には正組合員31名が名を連ね、またすでに先週の時点で山戸貞夫前島民の会代表も正組合員として受け取り拒否の通知を県漁協に対し行っているので、祝島支店正組合員53名中32名が補償金の受け取りを拒否する意思を示したことになります。

                    今回は准組合員8名も同様の通知を併せて行っております。
                    准組合員は総会の部会における議決権はなく、補償金についても配分方法によっては配分されない可能性もありますが、祝島支店組合員としての意思を示すため通知を行いました。

                    山口県漁協は先日の総会の部会の決議を受け、配分方法を祝島支店内の配分委員会(未設置)に提案し、その配分方法を配分委員会が祝島支店の総会の部会で議案提案、それが可決されれば山口県漁協から祝島支店組合員に補償金を振り込むつもりのようですが、現状では祝島支店側には山口県漁協から配分方法の提案等はまだされていません。
                    | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 12:14 | - | trackbacks(0) | - | - |
                    「つながろうフクシマ!さよなら原発大行動」へのメッセージ
                    0
                      本日、東京で開催された「つながろうフクシマ!さよなら原発大行動」においてステージ上でのアピールの時間をいただき、下記のメッセージを祝島出身の方に代読していただきましたので、その内容を掲載いたします。

                      ------------------------------
                       「つながろうフクシマ!さよなら原発大行動」にご参加されている皆様、そして開催にご尽力された関係者の皆様に敬意を表します。

                       この3月11日という日を迎える中で、あの東日本大震災と福島第一原発事故による犠牲者の方々、いまだに故郷に戻れない避難者の方々、放射能汚染に苦しむ方々のことを決して忘れてはならないと、島民一同、あらためて胸に刻みたいと思います。

                       さて、私たち祝島島民が30年にわたって反対し続けてきた上関原発計画ですが、福島原発の悲惨な事故と引き換えに埋立て工事は中断しています。

                       「もはや原発の新規建設などあり得ない」、それが多くの国民の意思のはずです。

                       しかし上関では、計画の存続と推進のための動きが、おおやけに、あるいは水面下で、いまだに進められています。

                       山口県知事は昨年夏の県知事選挙において、「脱原発はあたりまえ」と発言し、中国電力による原発計画のための海の埋立て免許の延長申請を、不許可処分とすることを約束していました。本来なら昨年10月には埋立て免許は失効しているはずでした。しかし知事は処分の決定の先延ばしを続け、そのあげく、先日の県議会において審査にさらに1年もかけることで免許を失効させないようにするという公約違反をおこなうことを平然と発表しました。

                       また皆様もご存じのように、さまざまな理由はあるものの、祝島でも先月開催された祝島の漁業者の総会では、これまで拒否し続けてきた漁業補償金の受け取りに過半数の漁業者が賛同するという結果となってしまいました。

                       外から見れば進む余地のないように見える上関原発計画ですが、厳しい状況が現地では続いています。

                       その中で私たち祝島の島民がまずできることは、島民が一丸となって30年にわたって原発に反対してきた運動の意思を決してゆるがせないこと、そして福島から目をそむけることなく、多くの方々とつながっていくことです。

                       明日3月10日には、私たちも県内の仲間と地元上関町で集会を開きます。上関原発計画に反対する意思をあらためて確認し合うとともに、今なお福島で農業をされている方を招き、福島の「本当の今」を、原発建設をいまだに願う人たちも含めた多くの方々と共有していきたいと思います。

                       そして今日、この会場にいる皆さまをはじめとした多くの方々とこれまで以上につながりを深め、私たちの子供や孫たちの生きる未来に、これ以上原発という負の遺産を残さないために、小さな瀬戸内の島からこれからも声をあげ続けていきたいと思います。

                      2013年3月9日 上関原発を建てさせない祝島島民の会
                      ------------------------------


                      メッセージ内にもある通り、島民の会では明日、下記の集会を予定しております。

                      上関原発の即刻中止を!
                      3.11フクシマを忘れない!! in 上関集会
                      日時:3月10日(日)13時30分〜15時30分
                      場所:上関町室津 上関町中央公民館 1F講堂
                      主催:原発に反対する上関町民の会
                         上関原発を建てさせない祝島島民の会
                         原水爆禁止山口県民会議
                         長島の自然を守る会
                      問い合わせ:090-8995-8799(高島)
                      内容:13時 受付開始 
                         13時30分〜15時30分
                         ・主催団体よりあいさつ、状況報告   
                         ・福島からの現地報告 中村和夫さん
                                   (福島県郡山市で有機農業などをされている方です)
                         ・上関町内をデモ行進(約30分)


                      また本日および明日、広島で行われる集会にも島民の会のものが直接ご挨拶をする時間をいただいております。
                      上関原発問題は決して上関町だけの問題でもなければ、山口県だけの問題でもなく、祝島さえ頑張れば計画が止まるわけではありません。
                      多くの方々とつながっていくなかで、原発のない未来をともにつくっていくことができればと思います。
                      | 祝島島民の会事務局 | 現地情報 | 23:36 | - | trackbacks(0) | - | - |
                       123456
                      78910111213
                      14151617181920
                      21222324252627
                      28293031   
                      << May 2017 >>
                      + RECOMMEND
                      + SELECTED ENTRIES
                      + RECENT TRACKBACK
                      + CATEGORIES
                      + ARCHIVES
                      + MOBILE
                      qrcode
                      + LINKS
                      + PROFILE